「市民事業創出支援プロジェクト」の概要をお知らせします。
淡海ネットワークセンターでは、市民活動の継続的・自立的・発展的な組織運営の改善を図るため、本年度、「市民事業創出支援プロジェクト」への取り組みを開始しましたので、その概要をお知らせします。1. 市民事業創出支援プロジェクトの目的
市民が主体的に地域の課題を解決する市民活動は、様々な分野において広がりを見せ、地域にとって欠かすことのできない重要な役割を果たしています。一方、その組織運営は、依然として行政などの補助金・助成金に頼る傾向があるとの指摘もあり、今後を見据えた持続的・自立的・発展的な組織運営に課題を残しています。この状況を変化させるためには、マネジメント能力を含めた経営資源や、市場からの資源調達を含めた組織経営の改善と、事業を通した様々な主体(専門家・行政・企業・市民)の参加を促すシステムが必要です。
そこで、淡海ネットワークセンターでは、これらの課題解決に向け、2007年度よりおおむね3年間を目途に、市民事業創出支援プロジェクトを実施します。
2. 基本事業
1) マネジメント改善
(1)市民プロデュース委員会の設置
(2)NPOのマネジメント能力の現状分析(実態調査)及び報告
(3)シビック・アントレプレナー(行政内企業家)の実態調査及び報告
(4)NPOケースレポートの作成(インタビューを通したケース分析)
(5)個別相談
(6)学習会の開催(マネジメント支援・先進事例の紹介など)
2) 様々な主体の参加システム
(1) 行政との協働・連携の促進支援
(2) 企業との協働・連携の促進支援
(3) 県内各機関(産業支援プラザ・商工会・税理士会)等とのネットワークの構築支援
(4) 地域の多様な主体者が市民事業に参加できる仕組み研究
3. 市民事業プロデュース委員会の役割
1) 市民事業改善・創出の触媒機能
(1) マネジメント改善
ア)市民事業相談会(仮称)の開催
・ 市民事業を実施もしくは実施したいNPOがプロデュース委員会に対してプレゼンテーションできる場を設け、委員からアドバスをもらえる機会を提供する。毎回1〜3団体程度にプレゼンテーションしてもらう予定。
・ プレゼンテーションできる団体は公募とし、プロデュース委員会が発表を認めた団体とする。ただし、初年度については「おうみNPO活動基金」の採択団体及び委員・オブザーバー・事務局の推薦団体を含むものとする。
・ プレゼンテーション団体に関する情報は事前に事務局で作成し委員に送付する。
イ)専門家の紹介
事業を展開するために必要な専門的な人材や機関を紹介。
(2) 様々な主体の参加システム
ア)他の機関(産業支援プラザ・金融機関)への橋渡し
イ)行政との協働支援
・ 本委員会には県庁諸機関にオブザーバーとして参加。
・ 具体的な協働の種を模索する場とする。
・ 行政のもっている専門知識を提供してもらう。
ウ) 企業向との協働支援
・ 企業とNPOがマッチングできるように支援する。
エ) 参加のシステム構築支援
・ 事務局が勧める研究に対する支援
2) 市民事業可能性調査助成金審査・決定
(1) 目的
市民事業の立ち上げもしくは経営改善に資する経費を助成する
(2) 応募対象者
・ 滋賀県内に活動拠点または事務所を有すること
・ 原則として継続的な活動が期待できること
・ 説明会に参加した団体であること。
(3) 助成対象事業
・ 事業計画作成のための調査
・ 先進事例調査
・ 社会性・事業性・ブランド戦略の検討に際したコンサルティング依頼
・ その他本事業の目的に合致する事業
(4) 日程
・ 9月 1日 募集開始
・ 10月14日 募集〆切
・ 11月上旬 審査会
・ 11月下旬 決定通知
・ 12月1日 助成対象期間の開始
・ 3月 助成金の精算