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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

 
スポットライト
  環境・福祉・まちづくり…
  県内外でキラキラ元気に活動されている方々に
  スポットライトをあて、その活動を紹介します。

 

自分たちの知識や経験を地域に還元

--------------------滋賀県青年海外協力協会

関心を持つ人々がもっと気軽に集えるように…
滋賀県青年海外協力協会は、青年海外協力隊に参加した滋賀県在住者で組織された団体です。各都道府県に同様の組織があり、滋賀の会員は約120名。青年海外協力隊の募集や説明会への協力の他に、JICAの開発途上国の技術研修生との交流や国際理解教育や人権問題などについて講師の派遣をしています。また春と秋には帰国者報告会や活動報告のパネル展を開催。去年からは、海外協力のボランティア活動に関心をもつ様々な人々がオープンに集えるようにと青年海外協力隊滋賀県OB会から滋賀県青年海外協力協会と改名しました。会長の大塚成尚さんは、’87年から2年間、ネパール国に理数科教師としての派遣経験があります。 「教えることについては、日本の子どもたちからネパールの子どもたちに対象が変わったぐらいの感じでした。でも、そこでの生活は、いろんな世界があることを自分に教えてくれました。ものの見方がぐっと広がった気がします」

現地の人と共に過ごし新しい自分を再発見
青年海外協力隊とは、政府開発援助(ODA)の一事業として、アジア・アフリカ・中近東・中南米・大洋州・東欧など世界各地の開発途上国に、技術ボランティアとして青年を派遣し「草の根協力」を行う団体です。 「現地の人々と同じ言葉を話し、同じ所に住み、同じものを食べ、生活をともにすることで、隊員たちは、自分自身を再発見し、心の中に多くのみやげを得て帰国します。その知識や経験を自分たちの地域に返していければ」と大塚さん。異文化理解・人権教育・多文化・相互共生など、今の国際社会のテーマを実体験に基づく言葉で語りかける活動をしています。

(事務局 福田千佳子)

 

▲交流会の様子

 



 


▲会長の大塚さん

 




 

音楽文化のすそのを広げるため
気軽なコンサートを

--------------------ブラームスホール


▲水口文化芸術会館にて「歌の贈り物」

私設ホールで地域の方々にクラシックの調べを
栗東町の国道1号線の近くにある、クラシックなどの演奏会が開かれるブラームスホール。運営しているのは主婦であり、母でもある声楽家の萩野美智子さん。 12年前に生まれた私設のホールながら、国内外の一流演奏家のコンサートを開催し、地元の演奏家に活動の場を提供して来ました。「多くの人にクラシックの良さを知ってもらい、生の音楽にふれてもらいたい」とプロデューサーでもある萩野さん。同ホールでのコンサートのほか、県内各地での出前コンサートや国際交流、優秀な演奏家の輩出、情報発信をしてきました。地域の人々に気軽に楽しんでもらえるようにと試行錯誤を重ねながら、約600回のコンサートを開催。

そろそろ一人立ちの時期!?
NPO法人化を視野に2000年を迎え、萩野さんは、そういった活動をNPOの法人化にすることを考えています。「我が子のように思ってきたブラームスホールですが、そろそろ〈子離れ〉の一人立ちの時期が来たのかもしれません。音楽事業のNPOの法人化の例はなく、不安もありますが、音楽文化を広めるため、音楽家を育てる場を作るためという活動を続けるには、個人ではなく、その取り組みを多くの人が支援する仕組みが必要だと思うんですよ」そして法人化はその最初の一歩だと。 ブラームスホールでは、小屋的、ライブ的な音楽会の開催を試みています。 「回数を重ねないと聴衆も演奏家も育たないと思うんです。『今日は何が聞けるのかな』といつでもぶらりと行ける、日常的なそんな気軽なコンサートがいいと思います」音楽文化のすそのを広げる、湖国の新しい音楽文化を育てる、萩野さんはじめブラームスホールスタッフの新たな試みは続きます。

(編集ボランティア 松井由美子)


▲「歌の贈り物」リクエストコンサート


▲代表の荻野さん


 

   
 
日本の風土には木造住宅が一番

              --------特定非営利活動法人ふれあい大津


▲体験を交えた「木の学習 分科会」の様子


実地見学や実験など体験を通じて学習を重ねる

▲代表の岩波さん

日本の風土に適している木造住宅の知恵をいかしたサスティナブルハウスを目指して勉強しよう。これが木考塾の設立趣旨です。「手を加えれば長持ちするはずの住宅が、日本では10年から15年という短命で壊されるのは、資源とエネルギー両方の無駄使いです」と、代表の岩波正さんは、生活を楽しめる、本当に環境のことを考えた住宅づくりがされていない日本の現状を見直すためにこの活動を始められました。会員は、建築学科の先生、工務店や材木屋を営む方、設計士、大工等の職人さんなど住宅建築に関わる専門家54人。月に1回、木の材質、住宅と環境、耐震性・構法について、定例会・分科会を開き、実地見学や実験など、体験を通じて勉強を重ねています。住まい手の喜ぶ笑顔と知識・技術の向上を目的に、造り手の互いの立場を理解し合いながら相互研鑽を重ねる会合は、常に会員の7、8割が出席しているとか。

施主・設計者・施工者それぞれに知恵と熱意を出し合って
最近の日本では、様々な材質が使われた住宅が増え、シックハウス症候群などの問題も起こってきました。「日本には木造住宅が一番だと思うのです。木造在来工法で今の人が望む住宅をつくることは可能です。住み心地と環境への配慮を実現した住まいづくりには、目先の問題解決ではなく、伝統的な日本の知恵・知識を見直し、施主、設計者、施工者三者が一体となって考えていくことが大切です」環境に、人に優しい住宅を造ろうという専門家の熱意に、私たち住まい手側も見た目だけではない住宅本来の良さと性能を考える時期が来ていると感じました。

(編集ボランティア 西尾久美子)


▲ 体験を交えた 「木の学習 分科会」の様子


 
 
 



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