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■新しい里山づくりをめざす自由人のあつまり
--------------------遊林会 |
人手入れをして昔のような豊かな森に
湖東平野を流れる愛知川の八千代橋下流左岸に広がる15ヘクタールの河辺林。樹木が燃料として使われなくなって40年、人が入らない森では竹が猛威をふるい、丈の低い植物が枯れたり、常緑樹がはびこることで植生が変化してしまいました。ところで、自然を守り、緑を残す方法に何があるでしょうか。一つはそのままにしておくこと。もう一つは人の手を継続的に加えていくことです。昔のような豊かな植生の森を取り戻すために「遊林会」は後者を選びました。
会の定例活動は第2土曜の9時から3時。ミーティングの後、その日のメニューに従い、グループごとに作業します。草刈り、落ち葉掻き、樹木や竹の除伐、竹炭焼き、そしてこれからの季節は、キノコの菌打ちやたけのこの間引きなど。作業の他にも、植物や野鳥の観察などもしています。
やりたい人がやりたいときに
やれることを無理せずに」が会のモットー。来たい人が自分の意志でかかわる活動なので誰でも参加自由。2年前、5人で始めた活動ですが、今では、小学生から90代の方まで地域を越えて参加者が増え、60名を超える日もあります。「皆、まじめに作業しすぎです。肩の力を抜いて、フィトンチッド(※)たっぷりの森の空気を吸い、ごはんを一緒に食べて楽しく交流できればいいんですよ」と代表の武藤精蔵さん。「河辺いきものの森」と名付けられたこの河辺林が再び里山として形を整えるのには、その荒れた状態になってしまった年月が必要だとか。息の長い活動ですが、自然と共にある喜びを感じ、林で遊ぶ人々が集う会。まさに「遊林会」なのです。
(編集ボランティア 大山純子)
※フィトンチッド(樹木から発生する 揮発性の物質、森林浴の効用) |

▲ 「河辺いきものの森」での活動風景
▲代表の武藤さん
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■観る人と演じる人、みんなでつくりたい、湖国の舞台
--------------------テアトルネットワーク 「湖人(うみんど)の会」
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市民の舞台づくりネットワーク
市民の舞台づくりネットワーク 昨年秋に発足した「湖人(うみんど)の会」は、2001年、滋賀県で開催される「世界湖沼会議」にあわせ、『湖と環境問題』をテーマとした創作劇を、広く市民が参加する市民劇団での公演を目指しています。発足のきっかけは、一昨年の秋、大津市のアマチュア劇団「自立の会」の公演が、いろんな人たちの協力に よって成功し、公演に関わった人たちの中で生まれた「市民の手で舞台をがつくりたい」という思いからです。この会は、観る人と演じる人が共につくる舞台をと、環境問題に取り組む団体、舞台芸術の創作グループや鑑賞会、そして読書や文芸の各種文化団体などのゆるやかなネットワークで構成されています。
2001年に向けてメンバー全員が「つくり手」に
昨年10月9日に、大津市内のプロの音楽劇団「てんてこ」と「自立の会」が中心となり、「湖人の会」結成公演を開催。プロとアマチュア、演じる人と観る人などが一つになり、舞台公演を成し遂げました。今年も同時期に、県内の劇団のプロデュース公演を企画しています。さらに、目指す2001年の舞台公演に向け、「琵琶湖を抱える滋賀県だからこそ環境を意識した物語を公演したい」「家族そろって観られる舞台にしたい」と代表の畠中千畝さんを始め、それぞれの分野で活躍するメンバーがアイディアを出し合い、具体的な市民への呼びかけや脚本づくりも始まります。地域の演劇文化を広げながら、市民劇団づくりとその支援のために、メンバー全員が「つくり手」として、魅力ある湖国の舞台を目指しています。
(編集ボランティア松井由美子) |

▲代表の畠中さん

▲昨年10月9日に行われた結成公演の舞台 |
| ■在日外国人の方々が安心して暮らせる滋賀に
--------MEDICOF滋賀
最近、長期間滞在する外国人の方が増え、生活に密着した悩みを抱える方が増えています。そんな中、昨年9月5日、在住外国人の医療に関する相談や悩みを受け付けるボランティアグループ「MEDICOF滋賀」が誕生しました。
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新しい相談会のスタート
〜医療と直結して〜
「MEDICOF滋賀では、相談だけでなく必要なら検査、処置、処方が同時にできる医療と直結した医療相談会を開催しています。薬剤師による投薬内容の説明等もあるので、安心できる相談会です」と代表の神吉豊さん。ご自身は医師のボランティアとして、参加されています。現在、大津市民病院で奇数月の第2日曜日の午後に医療相談会を開催。医師や看護婦、通 訳やそのときの事務をする人など約120人のボランティアがいます。診療分野も内科、耳鼻科、皮膚科と多岐にわたり、使える言葉もポルトガル、スペイン、タガログ、中国語など11カ国。「この相談会を大津市民病院で始めたことで、最近、平日の外国人外来が増えてきました。ここなら一人でも大丈夫というふうに思われてきたのかもしれません」と大津市民病院の職員という立場で応援し、会の理事でもある小幡さん。
”こころ”ふれあい、ホッとできる場に!
「もっと協力病院を県内に増やして、在住外国人の方が気軽に相談できる場所を増やしたい」と神吉代表。また「医療相談だけで外国の方と関わるのではなく、来られた方の文化や言葉を知り、交流を深め、お互いがホットできる場をつくりたい」と事務局長の鈴木さん。医療相談を通 じて草の根の国際交流に取り組んでいます。
(編集ボランティア 石田和子)
MEDICOFは Medical Counselors For Foreignersの略称です。 |

▲(左)代表の神吉さんと(右)理事の小幡さん

▲外国語による医療相談会を開催
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