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▲ハン六文化振興財団事務局の谷克己さん |
株式会社ハン六は創業144年。江戸時代の安政5年、京都所司代のお布告(ふれ)の版木彫刻・刷り職人を辞した初代松室六兵衞が大津で印判業「繁緑堂」を起す。現在会長の4代目松室六兵衞氏(代々襲名)が、三代目の遺志を継ぎ、事業の成果を地域社会に有効に活かそうと、1984年に財団法人ハン六教育振興基金を設立。毎年10名の奨学生を募集し、これまで総勢170名の将来ある高校生に奨学援助を行ってきました(年間15万6千円ずつ無利息で3年間貸与)。

文化振興財団の贈賞内容を詳しく紹介した冊子を毎年発行。今年は第18回奨学生を募集します。 |
一方、1987年3月には地域文化の向上に寄与するため、助成を目的とした財団法人ハン六文化振興財団を設立。昨年までの贈賞数は個人33名、94団体に達し、その受賞分野も学術研究・文化活動・スポーツ・福祉さらには環境保全など多岐にわたっています。毎年、社会文化に功績・功労のあった隠れた個人や団体が、各団体の推薦を受け、県内の有識者で構成する選考委員会(外池忠雄理事長ら)で審査。学術・社会・文化等の独創的な調査研究に対して「学術奨励賞」、地域文化・福祉の向上に寄与した業績をたたえる「地域振興賞」、教育・文化・スポーツなどの活動に対する「助成」の三賞を贈ります。
「毎年、贈賞の裏方をさせていただいて、『私たちのような知られていない活動を認めていただけて・・・』とお礼状が届いたときには、やっててよかったと素直にこの活動の意義を思いますし、ハン六社員としての誇りを感じますね。」と本業の傍ら、事務局で大忙しの谷さんは、この活動のやりがいを語ってくれました。創業140年余の歴史を持つ企業人として、地域社会の未来を拓くのが使命としっかりと双肩に受け止めます。「教育」と「文化」という二つの財団法人を運営する誇りから、「職と商」を通じて新たなるチャレンジ企業として21世紀を見つめる意欲と精神が伝わってきます。
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■第15回贈賞式(2001年8月)
【学術奨励賞】中川正人氏
【地域振興賞】「湖都の文学」編集委員会、滋賀音訳ボランティア連絡協議会、兵主祭あやめ委員会、連々塾江州龍王太鼓、彦根写真連盟
【助成】田上スポーツ少年団ミニバスケットボール部、滋賀県フットサル連盟、音楽遊育グループ・スウィング、FC・SHIGARAKI、滋賀考古学研究会 |
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