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学生がNPOに関わるきっかけって、どこにあるんだろう? インタビュー/川勝六四(淡海ネットワークセンター事務局) |
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■皆さんは何らかの形で市民活動に関わっておられますが、実際、学生で市民活動に関わるきっかけはあるんでしょうか?
金城: そのきっかけがないと思うんですよ。僕がアート展覧会をやったとき、いろんな学生がたくさん集まったんですけど、彼らは別に町を活性化したいという思いはあまりなかったような 気がします。むしろアートをやりたい、町の中でいろんな人に見てもらいたいという自己実現のために参加したんだと思うんですけれども、そういうきっかけや仕組みづくりをやれば多くの若い人が集まるのではないでしょうか。
大槻: もともと、地域の子どもたちの遊びや昔のお祭りには、いろんな世代が入ってきています。それが重要だからとか、メリットがあるからといって参加しているのではなく、いつの間にか目にしたり、習慣で入っていくものですね。NPOも本来はそういうものだという気がします。 ■学生と地域との結びつきはどうなんでしょうか?
上岡: 私はまだインターンで、直接NPOに関わっていないうえ、一人暮らしなので、具体的に地域との関係はわかりませんが、個人的には町内会や自治会に興味を持っています。子どもたちの学習の場として、また、そこからいろんなコミュニケーションが生まれるんじゃないかと思っています。ただ、実際、学生である私の回りには、出身地を離れ、下宿をしている人が多いため、それを学習するフィールドがないのも実情ですね。 |
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■では、若い人と大人が一緒になって市民活動をしていくというのは難しいということですか?
中倉: 商店街のイベントでいうと、僕らはアート関係の展示をしたかったんですが、商店街のおじさんたちが楽しんでくれるイベントづくりができるかということを考えると、生け花の展示になってしまったんです。そこに、感覚の違いが出てくるんです。少しでも僕たちの感覚を認めてくれて、大人が変わってくれることを願っていますが、その辺がやっぱり難しいでしょうね。 |
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―町家や商店街、その他にも滋賀県には、学生と地域の人たちの共通の素材がまだまだ残っているような気がします。単に学生を都合のいい存在だけに利用しないよう、私たち大人も大いに反省するとともに、一緒に地域を作っていけるように努力しなければならないと思います。今日はどうもありがとうございました。 |
| ※1「大津の町家を考える会」 大津の歴史や建築にかんする勉強会、市民を対象としたシンポジウム、町家を訪ねる町歩きなどを行い、町家について考え行動するために平成9年に発足された会。 ※2「まちづくり大津百町館」 大津の丸屋町商店街の一角に、かっては書店だった建築100年の町家を借り、昨年の6月に「大津百町館」としてオープン。「大津の町家を考える会」の拠点であり、落語会や演劇など様々な催しをしている。 ※3「大学コンソーシアム京都」 大学、地域社会及び産業界との協力による大学教育改善のための調査研究、情報発信交流、社会人教育に関する企画調整事業等を行っている教育機関。 ※4「輝くひとまちネット滋賀」 滋賀県を舞台に地域で活動をしている個人やグループが、情報交換や助け合う場を求めて、平成7年に発足させたネットワークグループ。現在会員は120名 ※5「アクト」 衰退の激しい彦根の商店街の活性化のために、滋賀県立大学の学生が商店街の人たちと協力して、空き店舗を的教師ながら、学生のカラーを活かしたライブや写真展、講演会、シンポジウムなどのイベントなどを開催。商店街の再生に向けて1998年発足し活動するグループ。 |



