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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

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どういうふうにしたら、もっとみんながイキイキと元気に暮らせるか―― そんな素敵な夢を現実のものにするために、日夜奮闘しているNPOの皆さん。環境・福祉・子ども・まちづくりetc.・・・
滋賀県に新しい風をおくるフレッシュな市民活動をご紹介します。

■周囲の人たちの必要に応える活動を

--------NPO法人子育てサポートおうみはちまんすくすく

▲代表の伊藤さん(右)と大西さん(左)

   
NPO法人子育てサポートおうみはちまんすくすく

 「どうしよう、困った。少しの間でいいから安心して子どもを預けられないかしら。」子育て中の親なら誰もが経験したことのある苦労のひとつでしょう。「子育てサポートおうみはちまんすくすく」では、そんな仕事や急用で忙しい親のために一時的に子どもを預かってくれる人を紹介する「ファミリーサポートセンター」を運営しています。

▼会員同士の情報交換の場となっている交流会の風景。

 援助を申し込む依頼会員と、援助を提供する援助会員で構成されていて、1時間700円で支援を受けることができます。支援を必要とする人には、子どもを緊急避難的に安心して預けられる上、子育てについて気軽に相談できる心強い存在のようで、支援する人にとっても子育てをサポートすることがその人の能力開発や生きがいとなっているのだそうです。

 全国に85ヶ所と広がるファミリーサポートセンターの中でも、NPO法人委託されているのはこの「すくすく」を含む5ヶ所のみで、行政とのパートナーシップの先駆け的な存在となっています。子どもを預ける上で重要な組織の信頼性もこのパートナーシップから生まれているようです。

▲今年7月に開かれた地元商店街の「七夕まつり」に参加。活動拠点「すくすくの館」前でのフリーマーケット。

 「周囲に子育て支援を必要としている人がいたから」と、設立当時の想いを語ってくれたのは代表の伊藤さん。地域に密着した活動をしているのがこのすくすくの特徴で、さまざまな人から入る情報や意見を取り込み、反映させるファミリーサポートセンターの運営はNPOだからできることなのかもしれません。

 ファミリーサポートセンターの運営以外にも、商店街で宅老所を開いたり、講座や講演時の出張託児サービスを行ったりと活動は広がりを見せています。「子育てを支援するということは直接的な支援のほかにも、家庭のハンディとなっている部分をサポートする事も大事。広い意味でファミリーサポートとなればいいですね」との声からは、子どもも活動もすくすくと成長していく姿が目に浮かぶようです。

(編集ボランティア 上岡 真実)




■オンリーワンの個性が認め合える社会に

--------ADHD支援グループ「クローバー」

▲代表の櫻田さん(左)と発足人の武市さん(右)

 ADHD支援グループ「クローバー」の発足は、テレビのADHD特集番組を観て、我が子の姿と重なり合っているのではと気づいた武市さんが、ADHDの情報を調べようとしたところ、その情報量の少なさに驚き、自分でホームページを立ち上げたことがきっかけとなります。

 ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもは、重い障害でもなければ、病気でもない。その狭間で、あまり気に留められない存在となっているのが現状で、疲れて、子育てに自信を失ったお母さんたちの心を支援できるネットワークを作ることと、世の中に広くADHDについて正しく理解してもらうことが、活動の主な目的です。

「ADHDの子どもたちというのは、集団生活の中では、はみ出してしまいがちなんですが、一方ではとても直感力に優れ、自由な発想を持ち、自分の興味のあるものには時間を惜しまず没頭する素晴らしい能力を秘めているんですよ」と代表の櫻田さんは語気を強めます。

▲毎月発行のクローバー通信

▲昨年の夏に信楽山田牧場で
子どもたちとレクリエーションを開く。

 現在、月1回の定例会や、年1〜2回親子レクリエーション等を実施。これらの活動を通して、お母さんたちは、飛躍的な変化と自らの成長を実感しています。

 今後について、お二人は「母親の目線からの活動を大切にしながら、父親の参加を増やすことと、子どもたちには、『僕もみんなと同じ様にやれるんだ』という自信を積み重ね、ADHDである自分を認め、肯定できる、そんな機会を作ること。そして、早く、オンリーワンの個性を認め合える社会にしたいですね」と語ってくれました。

(編集ボランティア 石田 和子)

 

ADHD支援グループ「クローバー」
URL http://www.biwa.ne.jp/%7Epeko/adhd.h.htm

 




 
■清掃美化を通して「子どもが魚つかみのできる」川づくりを

--------柳川を愛する会

▼昔より水かさはグンと減ったが、
柳川は今も子どもたちの良い遊び場だ。

 近江神宮の南を流れ柳が崎でびわ湖に注ぐ柳川を20年にわたって見守り続けてきたのが「柳川を愛する会」の中原真二会長である。この会の発足は84年7月。当時、ゴミや古タイヤ、自転車までが捨てられ、川は汚れていた。そこで、まずは川の清掃美化から始めようということになったのが活動のきっかけだという。

 現在、年に6回、川を美しくする活動を続けている。近隣の自治会からも参加の声が聞かれ、清掃・草刈りから花づくり、子どもが魚つかみのできる川づくりへと活動の範囲が広がっている。美化啓発のひと役にと、手作りの看板も設置した。昨年、会が行った柳川の生きもの調査、水質テストではアユ・サワガニ・タテボシなどの魚貝やトンボのヤゴなどの水生昆虫のほか、幾種類もの水生植物が採集された。こうした地道な活動が認められ、2000年には第11回全国「みどりの愛護のつどい」開催に際して建設大臣感謝状を、今年6月には大津市長から「親と子のまちづくりコンクール」銀賞の栄誉を受けた。

▼川を大切にする心を根付かせたいと語る、代表の中原さん。

 中原さんの夢は「この会を川を美しくする会にとどまらず、子どもが遊べる川づくり、親と子が一緒になったコミュニティづくりの場にしたい」こと。この思いから「おおつ環境フォーラム」の「子どもが遊べる川づくり」プロジェクトのリーダーも務めている。「大津の川がみんな美しくなるように柳川が一つのモデルになれば…」。川づくりへの情熱はますます燃えるばかりである。

(編集ボランティア 森口 行雄)

  


   

淡海ネットワークセンター(財団法人 淡海文化振興財団)
〒520-0801 滋賀県大津市におの浜1-1-20(ピアザ淡海2F) 電話 : 077-524-8440 ファックス : 077-524-8442