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「子どもたちに楽しい記憶を」
この地でこども文庫をはじめて23年目に入る。近江八幡市の新興地で、図書館は遠く、こどもに本を!という気持ちで始めた。開くのは週一回で、毎年、たなばた会とクリスマス会をし、大型絵本、大型紙芝居、エプロンシアター、巻絵などと小さなプレゼントを楽しむ。お手玉を縫ったり、牛乳パックのクリスマスツリーを作ったり、マドレーヌを焼いたり、笹に短冊やおせんべをぶら下げたり、とささやかな手作りプレゼントである。
クリスマス会には、座布団を並べて子ども達を迎えた。半年経ったたなばた会は、暑いので座布団を出さずにいると二年生の男の子が“小母ちゃん、座布団ひくね”と並べ始めると、小さい子らも手伝った。嬉しかった。
子ども達の中に楽しい記憶として、文庫・紙芝居・座布団・プレゼントと入っているのだろう。八幡を古里とする子どもたちに、本の内容と共に1つでも楽しい記憶をふやしてあげたい。 |