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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

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どういうふうにしたら、もっとみんながイキイキと元気に暮らせるかーー そんな素敵な夢を現実のものにするために、日夜奮闘しているNPOの皆さん。環境・福祉・子ども・まちづくりetc.・・・
滋賀県に新しい風をおくるフレッシュな市民活動をご紹介します。

■演劇から生まれた「大きなひとつの家族」

--------劇団「モモ」

▲お話をうかがったメンバーの皆さん。
左から三宅さん、横尾さん、臼井さん、
野橋さん。

▲1歳から70歳代まで、幅広い
年齢層のメンバーが揃っています。

▲手書きのイラストが描かれた公演
のチラシや台本、チケットなどもすべて
自分たちで手作りしています。

 東浅井郡湖北町に住民たちで結成されたボランティア劇団があります。その名は「モモ」。劇団「モモ」は5年前、湖北町の移動子育て支援事業「ひまわり広場」に参加した若いお母さんたちとひまわりのボランティアの人たちで「何かしたいね」と話し合い、「子どもたちに見せてやりたい」と「桃太郎」の劇を公民館で演じたことに始まります。

  思いのほかの好評に気をよくして、翌年は町内の小・中・高校生に声をかけて子どもミュージカル「白雪姫」を上演。3年目は、いじめ問題を題材に、湖北町の自然や野鳥センターが登場する創作劇「君がくれた翼」を完成したばかりの町立文化交流センターで発表しました。

  演劇の面白さはいろんな人がいろんな能力を発揮し、力を合わせて完成させるところにあります。「モモ」では、保育園児から70代のお年寄りまで、「全員でやる」をモットーに練習に励んでいます。公演のための練習だけでなく、基礎力をつけることも大切と、クラブを結成して定例の活動を始め、4年目には「モモフェスタ2002」と題し、湖北町の山本山と野田沼を背景にした演劇「蛇の壷伝説」や朗読劇なども発表しました。

  今年2月には、車いすのダンスも登場するオリジナル作品「ダンス!ダンス!〜踊っている君が好き〜」を出演者103名、スタッフ70名で公演。2回上演のチケットは公演10日前に完売。またこの公演に先立ち、配役を一方的に決めるより、「選ぶ・選ばれる」厳しさも必要と、はじめてオーディションを行いました。

  「モモ」はチケットもプログラムもポスターも全て手作り。みんなの協力なしにはやっていけません。牽引役は若いお母さんたちですが、100名を越すメンバーが「大きなひとつの家族」のようにあたたかな雰囲気のコミュニティーを作り出しています。

(編集ボランティア 大山純子)






■各世代が参加型で、それぞれの思いを形にする場

--------町のオアシス

▲アコーディオンに合わせ、懐かしの
歌を歌う2ヶ月に1回の「やすらぎコン
サート」

●奇数月の第4土曜に開かれている大津絵体験教室

  大津市丸屋町商店街の空き店舗を活用したコミュニティホールに「町のオアシス」が誕生したのは2000年8月のこと。それ以来、モットーである「元気が出て居心地よく暮らしやすい街づくり」を目指して活動が続き、地域の人たちの憩いの場、交流の場となっている。

  その活動内容はまことに多彩で、なつかしい昭和初期の写真展、大津絵やくみひもの体験会、初春凧展やお宝おひなさま展といった季節感のあふれるものまで盛りだくさんである。いずれも地域の人たちの作品が中心で、なかには92歳の岩佐さんの「生まれて初めての作品展」と題した南画展もある。町のオアシス壁新聞の編集長さんは91歳というから、ここでは80歳を超えないと高齢者といわれない。

 しかしここは単に、高齢者だけが心豊かに日々過ごしたいと集う場ではなく、子育て世代や学生なども交えた世代間交流の場であり、各世代が参加型で、それぞれの思いを形にする場でもあるのだ。

 「常にやれることを懸命にやる、という思いで全力投球の毎日です」とスタッフたち。いま力を入れて取り組んでいるのが「おおつげんきくらぶ」の助成を受けた「かいものオアシスト」の養成。高齢者が住み慣れた町でいつまでも買い物を楽しめるようサポートしていく。

 モットーの実現を目指して「町のオアシス」はますます元気だ。

(編集ボランティア 森口行雄)

町のオアシス
URL

http://oashis.hp.infoseek.co.jp/

▲ 代表の福井美知子さん(左)と
運営スタッフの生田美和子さん






 
■おうみ未来塾1期生の地道な活動が
「環境創作狂言」として開花

--------セブン・ドロップス

 セブン・ドロップスは、おうみ未来塾1期生の研究グループとして誕生しました。

 おうみ未来塾とは、淡海ネットワークセンターが主催する、「地域プロデューサー」養成塾。セブン・ドロップスは「環境」を研究テーマにしましたが、環境の中でも「水」という目で見えるものに対して、環境への配慮で流域の人々がどういうふうに手を結べるようになるのかということを探るため調査活動を始めました。

▲楽しい中にも環境問題を考えさせ
られる「子ども環境創作狂言」

▲「芹川であそぼう!学ぼう!
感じよう!」流域ワークショップ

 永源寺町から西の湖へ流れる蛇砂川をフィールドに決め、現地調査や上流から下流で暮らす人々の「水」に関する意識アンケート調査などを地道にすすめるうち、メンバーから「『狂言』で環境問題を表現したら?」というアイディアが出され、これが湖国21世紀記念事業にも採択され、2001年6月「流域フォーラム」の中で東近江水環境自治協議会と連携して環境創作狂言「琵琶の湖(うみ)」を上演し、大成功。外来魚や水環境の問題を、美しい舞台と笑いで訴えました。

 その後、世界湖沼会議でも「琵琶の湖(うみ)その後」を上演。おうみ未来塾卒塾後の昨年11月には彦根で子ども環境創作狂言「芹川」を地元環境グループと共催し、成功をおさめました。

▲代表の澤さん

 「難しく思われがちな環境問題を、実は身近な事なんだと気づいてもらうため『狂言』を使いました。実際、外国の方にも笑ってもらえました」と代表の澤さん。3月にはびわ湖水フェアでビデオによる活動報告を予定、3月20日には東近江水環境自治協議会主催で環境創作狂言「琵琶の湖(うみ)」の再演も。おうみ未来塾から飛び出したセブンドロップスの活動がこれからどんな展開をするのか、私自身未来塾後輩としても応援しています。

(編集ボランティア 幡 郁枝)


   

淡海ネットワークセンター(財団法人 淡海文化振興財団)
〒520-0801 滋賀県大津市におの浜1-1-20(ピアザ淡海2F) 電話 : 077-524-8440 ファックス : 077-524-8442