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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。


地域でボランティア活動を広めようと奮闘しているあなた、
新たにNPO活動を立ち上げて、琵琶湖のまわりを走りまわっている君、
「淡海」というフィールドで、静かだけど、
どこか「きらり!」と輝いているボランティア活動や
市民活動で活躍されているNPOの皆さんをご紹介します。

【在住外国人支援】
■包容力と多様性を持った
 多文化共生社会を作っていきたい

--------近江渡来人倶楽部

▲代表の河炳俊さん

▲ヒューマニティーフォーラム21」の
パネルディスカッション風景。

▲近江渡来人倶楽部の理念が
書かれた会員向け冊子。

近江渡来人倶楽部

 近江渡来人倶楽部代表の在日コリアン2世である河炳俊(ハ ピョンジュン)さんは、日本の社会に生活基盤を築く地域住民としての意識と、「少数派」として日本社会を見てきた視点から、21世紀を「国際感覚に敏感で人権意識が高い」社会にと願い、21世紀最初の年に近江渡来人倶楽部を立ち上げました。

 会では、未だ残る在日コリアンへの偏見・差別の解消のための客観的で正しい歴史認識の普及活動と、新たな『渡来人』である南米、アジア系外国人(ニューカマー)への相互理解の促進を活動の大きな柱としています。講演会や勉強会、今年で3回目を迎えた「ヒューマニティーフォーラム」の開催などを通して、日本の社会に存在する外国籍住民に関する問題を浮き彫りにし、投げかけ、その解決のために自分たちも参加することで、外国籍の人々も地域の『住民』として心豊かに暮らせる社会づくりをめざしています。

 「これまで少数派として社会で暮らしてきたからこそ見えるもの、気づいたことを、自分たちが暮らす日本社会に訴えていくことで、包容力と多様性を持った多文化共生社会を創っていきたい。そのためには、外国籍住民理解教育が大切です」と河さんは言います。渡来人倶楽部では、声が掛かればどこへでも出かけて行き、外国籍住民理解を進めるための話をしています。

 会では今後、古くから日本の国づくりに関わってきた渡来人の歴史を広く世の中に伝えるための渡来人歴史資料館づくりと外国籍住民を支援するサポートネットワークづくりを検討しています。
 日本社会における少数者としての視点と地域住民としての視点、この二つの視点から社会の「内なる国際化」をすすめ、次世代へよりよい社会を引き継ぐため渡来人倶楽部の活動は続きます。

(事務局:川勝六四)





【地域&教育】
■団員の約束を守って地域の一員として成長する子どもたちと、
 支える大人たち

--------堅田スポーツ少年団

 堅田学区は昔ながらの漁港風景と新興住宅地が入り混じり、市内一児童が多く活気のあるところ。そんな中で堅田スポーツ少年団は勝つためのトレーニングのみに片寄らない独自の方針で活動されています。入団したらまず守らなければならない「団員の約束」は人間教育として社会に出ても通用するもの。「あいさつをする」「練習を休まない」「大きな声を出す」「全力をつくす」「人の話を聞くときは人の目を見て話を聞く」の5項目。これは子どもに徹底させるため、野球部が礼儀面を滋賀県軟式野球連盟から表彰されたほどだそうです

▲昨年から始まった稲作体験の様子。 ▲毎年開催されている42.195km歩く
耐寒トレーニングの様子。
今年で16年目を迎える。

 年中行事も多彩で夏には湖族祭り、冬には42キロ湖に沿って歩き通す耐寒トレーニングと町内清掃。そして昨年からは稲作体験も。驚くのは、すべて一年生から六年生までが全員一斉に参加しているところ。野球・サッカー・バレーボールの三種目で低学年でもこのスポーツの楽しさを体験してほしいのだそうです。上級生が面倒をみる縦割り制で、これもよい経験ですね。

▲代表の松山庄之助さん

。団長の松山さんは我が子が入団した縁でずっと関わってきた一人です。「基本的に子どもと遊ぶのが好きだから続いています。団員が親として帰ってきてくれるとうれしいですね。参加した親も次第に団員全てが我が子のように思えてきます。また地域の方の協力なしではできない活動です」と。地域の大人が子どもを育てるという心が堅田スポーツ少年団には息づいているのです。

(編集ボランティア 幡 郁枝)

 




【人権&教育】
■虐待や暴力から子どもたちを守るのは、
  子どもたち自身が本来持っている「力」なんです

--------CAPひまわり座

▲代表の初田江美子さん

▲手作りの人形を使って子どもたちから意見を引き出す。

CAP(Child Assault Prevention=子供への暴力防止)プログラムは、1978年、米オハイオ州のレイプ救援センターで作成されました。子どもには「安心」「自信」「自由」の3つの権利があり、その権利を守るために、子ども自身が持っている問題解決力を引き出そうとするプログラムです。日本に紹介されたのは1985年。1995年からスペシャリスト養成講座が開かれるようになり、全国で約130、県内でも5つのグループが活動しています。
 CAPひまわり座が活動を始めたのは1999年の夏。活動の中心であるワークショップは「イジメ」や「誘拐」などの寸劇を見せることから始め、その後、自分ならこうする、こう思うなどを話してもらうのです。「意見を押し付けるのではなく自分で考えてもらいます。子どもの違った面が引き出せることも多いですよ」と代表の初田さん。プログラムは暴力を防止することを目的に、未就学児から小、中、高校生向けのほか、親や教師など子どもに関わるすべての大人を対象としたものもあります。大人のワークショップでは、子どもを支えるために何ができるかを具体的に考えます。
 ひまわり座では週に1度のミーティングのほか、メンバーが3人1組になって、学校の授業や地域の公民館などに月平均7回ぐらい出かけています。地域の人など、初田さんたちの活動を理解し支援してくれる人たちも増えてきました。「イジメを受ける子どもたちや悩む親は、話を聞いてくれる人がいるだけでも救われるんです。人の力、地域の力を借りながら、自分の力で乗り越えられるように、私たちも輪を広げていきたいと思っています」。

      

▲ 定期的に発行されている「CAPヒマワリ座通信」





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淡海ネットワークセンター(財団法人 淡海文化振興財団)
〒520-0801 滋賀県大津市におの浜1-1-20(ピアザ淡海2F) 電話 : 077-524-8440 ファックス : 077-524-8442