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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

メトテト

市民と行政、市民と企業などの
新しい市民協働(パートナーシップ)のカタチを紹介します。

森林資源を利活用するため、市民と行政の協働による
資源循環型社会のミニモデルづくりを実現したい。

森林発電プロジェクト

▲耐火煉瓦製の炭窯。約200Kgの炭が作れる。

▲事務局の恩庄さん


  琵琶湖を取り巻く森林。その森の成長を助けるために間伐をしています。しかし、手間暇かけて育ててきた間伐材が、搬出してもお金にならないという理由で、山に放ったままになっているんです。このままでは非常にもったいないということで2000年度、湖東地域振興局では間伐材をエネルギーとして活用するプロジェクトを発足。木質バイオマス(※)による資源循環型社会のミニモデルづくりを市民に呼びかけたところ、県内外から10代〜90代の155人が集まりました。

※「木質バイオマス」とは石油や石炭などの化石燃料と対比され、「生きた燃料 biofuel」と呼ばれる。

▲手作りの木質バイオマス発電所。約2kwの電気を発電する。

▲みんなで手づくり、森のエネルギー小屋。

  「間伐材を燃やしてエネルギーを得るだけでは単純過ぎる」という市民の意見から、『木質バイオマスによる森林発電プロジェクト』にテーマが決定。活動場所は、一部事務組合である大滝山林組合の協力で、森林体験施設「高取山ふれあい公園」(多賀町藤瀬)に設けられました。足利工業大学の塩ノ谷教授提唱の『木質ガス発電所』理論をもとに、近江高等技術専門校、滋賀県立大学等と行政、市民の協働で発電所のミニモデルづくりがスタート。試行錯誤しながら、間伐材による森のエネルギー小屋づくり、炭窯も手づくりで完成。森林保全のための下刈りや植栽・間伐作業も行い、間伐材から炭をつくり、炭は公園内の池の水質浄化システムにも利用。木質ガスで発電された電気で扇風機をまわしたり、電動工具を動かしたりしています。夢はさらに広がり、木質ガス自動車の製作に成功、資源循環型社会のPR車として、県内あちこちの環境イベントで子ども達に大人気だそうです。


 行政と市民の協働で始まったプロジェクトも、市民による主体的な活動を目指して「おうみ木質バイオマス利用研究会」が誕生。今では市民らが自主的に毎月第1・第3土曜日(10時〜16時)に定例会を開催、新たに木質ペレットガス化発電実験にも取組んでいます。森林発電や森の利活用に興味のある方はぜひ参加してみては。森の豊かな恵みを通して、環境にやさしい生活を見直してみませんか?

▲最高時速52kmという木炭自動車。1Kgの炭で約7km走行。

【問】森林発電プロジェクト(湖東地域振興局 環境農政部森林整備課)
TEL:0749-27-2217 FAX:0749-26-4864
URL:http://www.biwa.ne.jp/%7Eforest-p/

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