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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

私たちきらり輝いています!NPO 地域でボランティア活動を広めようと
奮闘しているあなた、
新たにNPO活動を立ち上げて、
琵琶湖のまわりを走りまわっている君、
「淡海」というフィールドで、
静かだけど、どこか「きらり!」と輝いている
ボランティア活動や市民活動で活躍されている
NPOの皆さんをご紹介します。

【在住外国人支援】子どもくらぶ「たんぽポ」
「子どもたちの笑顔が消えないように」
 外国籍児童の母語教育をサポート

▲代表の吉村美智子さん

▲リリアン テルミ ハタノさん

▲仲晃生さん

  

 在住外国人児童を支援する子どもくらぶ「たんぽポ」。『ポ』は「ポルトガル語」を意味します。活動のきっかけは設立メンバーの一人が学校でみた外国籍児童の悲惨な状況でした。子どもたちは親とともにやって来た日本で、言葉の壁から勉強ができなくなり、自信をなくし、自分の文化をも否定してしまう。そんな子どもたちを解放し、自信を取り戻させる場としての居場所づくりと日本語指導が当初の活動でした。その後、いじめや言葉の問題など様々な理由から学校を離れてしまう子どもたちの学習支援の場ともなりました。しかし現在の活動は、意外にも子どもたちへの母語教育が中心です。親の長期滞在・定住化に伴い、日本生まれの子どもたちが増えましたが、両親は仕事で忙しく、家庭内での会話がなく母語教育ができない。そのため母国の言葉や文化を自ら否定してしまうという問題が起きているからです。
 不就学・未就学の子が少なくなく進学もままならないという現実から、外国籍児童を取り巻く状況を制度として改善するため、今年七月には外国籍児童の置かれた状況を改善するよう滋賀県議会に四項目の陳情書も提出しました。
 「『たんぽポ』の活動はあくまでも学校をサポートする立場。外国籍児童を取り巻く環境が体制的に整い、学校教育主体で解決でき、『たんぽポ』がなくなることが理想です」とスタッフの仲さん。しかし現実は「たんぽポ」を必要とする児童が増え、今のスタッフでは手が一杯です。「言葉は関係ありません。『子どもが好きで、継続して活動に参加して頂ける地域の方』に活動のお手伝いを頂ければ」と代表の吉村さん。取材の終わる頃、小学低学年の子どもがにぎやかにやって来ました。みんな明るく元気いっぱい。この子どもたちの笑顔が消えないようにできることはあるはずです。

(編集ボランティア 青木 伸子)

「子どもの権利条約」を批准した先進国の大人として、「学習権保障を求める陳情書」を滋賀県議会に7月7日提出。




【教育】スペースwill
子どもたちの気持ちを大切に 不登校生の学習と生活を支援
 「私たちは、未来を生きる子どもたちの助動詞でありたい。だから『will』なんです」と代表の松浦弘美さん。年々増加していく不登校生のサポートをはじめて5年。社会的重要性や今日までの活動が認められ、今年、淡海文化振興財団「第一回おうみNPO活動基金助成事業」に選ばれ、NPOとして本格的な活動をスタートしました。元教論経験を経て、自宅で学習塾を開設。その時、家の中に閉じこもって不登校になっている子どもと、その子たちにどう対応すれば良いかわからずに苦しんでいる家族の存在を知り、心のケアやサポートをして助けたいと思ったことが活動の始まりです。学習権の保障とともに、家に引きこもる子どもたちが、たとえ一歩でも外に足をふみ出すきっかけになればとの願いで開設した「学習サークル」。各自の勉強場所でもあり、居場所にもなっています。また、教員やカウンセラーを目指す大学生たちが、子どもたちと同じ目線に立って語り、遊び、寄り添い支えていく「メンタルサポーター派遣」は自宅まで出向いていきます。このほか、電話での「教育相談ほっとネット」などの事業を行っています。

▲代表の松浦さん。

「子どもたちとの年齢も近いので、向き合うことで心を開いてくれれば・・」▲
と語るスタッフの大学生。右から関川さん、中島さん、松浦さん。

▲スペースwillで勉強を教えている風景。

今日に至るまでの道は険しく、自分たちの活動を学校や行政に理解してもらえないことも。それでも活動を続けられてきたのは、信頼で成り立っているボランティアスタッフの学生や地域の人々をはじめ多くの支えがあり、とりわけ子どもたちが未来に向かって歩み出し、輝いていく姿を確認できることがあったからです。「私たちは何よりも子どもたちの気持ちを大切にしたい。その存在を最優先に考えていきたい」。松浦さんのその言葉に、子どもが育つことの意味がどれほど重いかを感じました。

(編集ボランティア 山川佳代子)




【文化】びわ湖江友会
夢は「びわ湖ホールで開催する江州音頭の全国大会」

▲代表の山崎さん

 滋賀県人なら誰もが一度は耳にし、目にしたことのある江州音頭ですが、踊れる人は年々少なくなってきているようです。
 「姉妹都市友好交流20周年で、ブラジルへ行ったときに、わずか10分の指導で1万人の人がひとつの輪になって踊ったときの感激、忘れられません。江州音頭は国を越えてひとつになれる、すばらしい県の宝だと感激しました」と語る山崎美江子さんは「二代目 櫻川貴美子」の名を持つ音頭取りとして江州音頭を広めるために奮闘してきました。
 県域では「江州音頭普及会」があり、山崎さんが代表の江友会も含めて約40団体が加盟しています。山崎さんは普及会の役員として二年がかりで江州音頭普及と保存のために音頭の歌詞や踊りの振りもつけたCDを作成、市販にこぎつけました。また、普及会が中心になって「新世紀江州音頭の創造」実行委員会を結成し、幼稚園児から大学生、地域も巻き込み、2001年に「江州音頭フェスタinしが」を米原で開催。会場では櫓を組み、昔からの正調の音頭に加えて、ラップやパラパラ、よさこい江州バージョンなども披露され、会場を沸かせました。このフェスタは栗東市、豊郷町と毎年会場を変え、来年は近江八幡市で開催の予定です。
 「『江差追分』で町おこしをしている北海道の江差町をヒントに、江州音頭の全国大会をびわ湖ホールで開催するのが私の夢」と山崎さん。夢は熱意で現実になりそうです。

(編集ボランティア 大山純子)

滋賀県江州音頭普及会が製作したCD「江州音頭」?1,300。踊りの図解入り。

▲2001秋に米原で開催された第1回「江州音頭フェスタinしが」の会場風景。




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