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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

・・・巻頭コラム・・・

アンケートから考える

第7回 今の若者、次代の若者がオトナになるとき

  古代ギリシャかローマ時代にも「今どきの若者は…」と嘆いていたという記録が残っているそうです。いつの時代も若者は、すでに若くない人たちの批判の対象であり続けてきたようで、もしそれが的を射ているなら、社会はどんどん退廃してきているはずなのです。
 通勤に電車を利用していますが、座席で朝ご飯を食べる、お化粧を下地から始める、降りる人を押しのけて乗り込むなど、傍若無人と思える振る舞いも目にします。しかし、オトナたちの振る舞いを見ていたから、あるいはちゃんと教える人がいなかったから、それが許される行為として幅をきかせているようです。なぜなら、それらの言動は、オトナたちにも見られるからです。つまり、今のオトナの姿を、鏡の様に映していると思えます。
 昔から、子どもはオトナが考える枠の中に入っていることが良い子であり、枠からはみ出たのは悪い子と言われることはありました。でも、その枠が今は狭くなっているのか、特に学校では、服装から行動まで細かな規範の中に押し込められてもいます。持ち物一つまで細かい規範を学校に求め、それを盾に我が子の言動を親の意に沿わせたいオトナもいます。それでは、幼い頃から自分が判断する価値観を育てにくいのですから、社会に出てからが大変でしょう。親や教師に褒められることに疲れたり、反発する子らは、上手に言葉に置き換えられない、あるいは受け止めてもらえないだけで、オトナの論理の不合理さは感じ取っているようです。
 人が成長していくためには、大事なことはいくつもありますが、人と信頼関係を築く能力は重要です。論理の組み立て方も重要でしょうが、特に、相手から受ける、相手に語る言葉を考える過程は、自分の内面に向き合う機会ですし、相手から返ってくる言葉は、鏡に映した自分の評価といえます。彼らが社会へ出るまでに繰り返し自信を得る機会が与えられるよう、オトナはもっと腐心する必要があると考えます。(事務局スタッフ 木村光一)


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