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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。


 淡海ネットワークセンターでは、これまで情報交流誌「おうみネット」への掲載団体を対象に、活動状況追跡アンケート調査を実施しました。NPOの活動が年数を経るにつれ、どのように変化しているのかアンケート調査から考えてみたいと思います。

■調査対象

 2005年3月までにおうみネット「スポットライト」「きらり・NPO」のコーナーで掲載した市民活動団体のうち、県外の団体や連絡先が不明になっている団体等を除く126団体にアンケートへの回答をお願いしましたところ、54団体(法人14/任意団体40)から回答が寄せられました。
「おうみネット」活動紹介団体数

146団体

県外など調査対象外の団体

10団体

宛先・連絡先不明

10団体

調査対象団体数

126団体


Q1.現在も活動は続いていますか?
 回答を寄せた54団体のうち、現在も活動が続いていると答えた団体は47団体。既に解散した団体が3団体、解散はしていないが活動していない団体が4団体ありました。

Q2.現在も活動を続けている団体について、活動を始めたのはいつですか?

1970年代 2団体
1980年代 12団体
1990年代 19団体
2000年代 14団体

会員数は平均80.7人。会員のうち平均して48.3%が活動当初からのメンバーでした。

Q3.財政規模は?

Q4.常勤職員・非常勤職員はいますか?
常勤職員のいる団体は17団体。非常勤職員のいる団体は21団体でした。
(47団体のうち)

Q5.以前に比べて活動は活性化していますか?
活動継続中と回答のあった47団体のうち、この1年以内に新しく始めた事業がある団体は20団体、1年間新しい活動をしていない団体は27団体でした。また以前と比べて活動が活発になってきたと回答した団体は22団体、以前と変わらない団体が24団体、低調になってきた団体が1団体でした。

Q6.収入のうち、もっとも多いのは?

Q7.活動が継続できている理由は何だと思いますか?

Q8.活動するうえで困っていることは何ですか?

Q9.活動をやめた原因は?
※「解散した」、あるいは「活動をしていない」団体の活動期間は、短いもので3年、長いもので14年、平均約8年でした。
理由は…
 ・中心メンバーが脱会した
 ・当初考えていた目的を達成した
 ・新組織に移行
 など団体ごとにさまざま。

早川洋行

滋賀大学教育学部教授。専門は社会学。
2003年から淡海ネットワークセンター運営委員を務める。
 全体的に言えば、予想したとおりの結果である。NPOは、中小企業に似ている、と言われる。それは、第一に社長自らが良く働いていて、それが大きな要因となって成果を上げていること、第二に大企業は手が付けられないニッチ市場で活躍していること、第三に資金力が弱く、経営はけっして安定していないこと、などの共通点があるからである。今回の調査でも、「活動できている理由」「活動をやめた理由」「困っていること」の設問結果から、これらの点は確認できる。
 NPOの組織としての存続は、一般企業とは違って必ずしも死守せねばならないことではない。個人が志をもって社会貢献する組織がNPOなら、志のために組織を解散するのも、あり得ない選択肢ではない。その意味で、活動期間の平均が約8年というのは妥当なところだろう。ただし、今回の調査で、財政規模1000万円以上という団体が6団体あった。こうした大規模NPOは、逆に解散が困難になる。それらの団体は、初期の志を維持していくことがこれからの課題である。
 最後に付け加えれば、「おうみネット」の記事によって「関係する団体・企業や行政の理解が進んだ」と答えた団体がもっとも多く、「私たち きらり輝いています!NPO」の記事が「良いと思う記事」のトップだった(情報誌の変遷を参照)ことは、淡海ネットワークセンターが、滋賀県のNPOの応援団として、しっかり役割を果してきたことのひとつの証明として、誇ってよいと思う。

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淡海ネットワークセンター(財団法人 淡海文化振興財団)
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