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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

めとてとコラボ

市民と行政、市民と企業などの新しい市民協働(パートナーシップ)のカタチを紹介します。

生ゴミの減量化と循環型社会を実現する
水口方式「生ゴミ循環エコロジーシステム」
株式会社水口テクノス


▲リサイクルセンターの小玉悟史課長

▲住民が生ゴミを集積所に運ぶ

 甲賀市、湖南市全域で一日に出る家庭系可燃ゴミ約100トン(2003年度)のうち、約33トンは生ゴミだそうです。生ごみの85%は水分というのはご存知でしょうか?生ゴミを燃やすには水分を蒸発させるため、無駄な燃料費がかかります。焼却場の甲賀広域行政組合衛生センターの処理能力がほぼ満杯状態に近づいており、新たな焼却炉の建設が課題となっていました。
 水口テクノスは、ゴミ減量化で地球温暖化の原因となる二酸化炭素を減らすために、生ゴミを分別することを旧水口町に提案。水口町はゴミを16品目に分別しており、以前から環境意識の高い町でした。2年間行政と市民、企業が一体となってモデル事業に取り組み、2002年「生ゴミ循環エコロジーシステム」の本格稼動にこぎ着けました。2003年度は約700トンの生ゴミが回収され再資源化された結果、年々増え続ける可燃ゴミに初めて歯止めをかけたのです。2004年の合併後は、甲賀市全域に拡大し、現在約5100世帯(約3万世帯中)で実施されています。


▲生ゴミの堆肥化施設(22.2トン処理/日)

 成功の秘訣は、家庭の負担が少ないこと。用意するのは20リットルのフタ付バケツのみです。無料配布する種堆肥と生ゴミをサンドイッチ方式で重ねていくだけで、堆肥が生ゴミの水分を吸収し、嫌なにおいも発生しません。地域の回収ボックスに投入してもらい、回収車がリサイクルセンターへ運びます。草や剪定枝等を混合し約60日間発酵させ、でき上がり堆肥を循環の輪に戻す「完全循環型」である点が、20年来全国各地で成し得なかった堆肥化事業と異なり、夢をカタチにできた原動力となりました。
 堆肥は家庭菜園に利用でき、美味しい野菜ができると大好評です。同社では、他に回収した天ぷら油を精製した燃料で収集車を走らせたり、牛乳パックから作られたトイレットペーパーを学校に納入したりしています。
 「水口町で生まれ住民と行政、企業の協働による「水口モデル」を「甲賀モデル」として育てていき、将来的には環境先進県滋賀から全国に「滋賀モデル」として発信していきたい」(小玉課長談)。

天ぷら油から作ったバイオディーゼルで走っているゴミ収集車

【問】株式会社水口テクノス
   事業統括部リサイクルセンター
   TEL.0748-63-6059 FAX.0748-63-6019 
  http://www.biwacity.com/m-tec/

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