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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

きらりNPO
地域でボランティア活動を広めようと
奮闘しているあなた、
新たにNPO活動を立ち上げて、
琵琶湖のまわりを走りまわっている君、
「淡海」というフィールドで、
静かだけど、どこか「きらり!」と輝いている
ボランティア活動や市民活動で活躍されている
NPOの皆さんをご紹介します。

【福祉】大津市地域子育て支援センター「風の子保育園」

人びとのネットワークを力に子育てを通じてまちづくり

 民間の保育所である「風の子保育園」は、一九九四年に地域子育て支援センター事業を始めました。地域子育て支援センターとは、保育所に入所している子どもだけではなく、在宅で子育てをしている親とその子どもたち、そして地域の子育てグループを支援する拠点のことで、滋賀県内に43か所あります。風の子保育園は開設当初から、子どもたちを地域で育てたり、地域の人に保育園に入ってもらう「囲いのない保育」を理念としていましたので、地域子育て支援センターの考え方が受け入れられたようです。
 大津市は外部からの転入者が多く、近くに親類も友だちもいない中で不安を抱えながら子育てをしている親が大勢います。そこで、親子が家庭内に閉じこもらないよう、幼稚園、保育園就園前の親子を対象とした子育て交流広場「ホッとスペース」を月に二回開いて、誰でも気軽に保育園に立ち寄れる場所を提供しています。

▲風の子保育園で実施されている幼児の自然体験学習指導実践学習会の様子。

▲ホットスペースの食事風景。
 地域子育て支援センターの事業を担当している松原さんは、日本福祉大学で社会福祉を学び、滋賀県で初めての男性保育士として一九八二年に風の子保育園に採用されました。「もともと障害のある子どもの発達や地域でのサポートに関心があって、『障害のある子どもの親がすべて希望すれば、保育園、幼稚園にへ入園することができ、関係機関が連携して親子を支援していく』という大津方式に共感したのです」。
 子育て支援センターは、在宅で子育てする親たちにとって頼もしい存在になっていますが、松原さんは、「ここですべての問題が解決できるわけではない」と話します。そこで、親同士のサークル活動をサポートしたり、唐崎学区の他の社会福祉施設や学校と連携したり、同じく地域子育て支援センターである公立の晴嵐保育園と一緒に、子育てフォーラムを開催するなど、外部とのネットワークにも積極的に参加しています。

▲大津市地域子育て支援センターの指導者兼、
風の子保育園の保育士の松原洋介さん。
▲大津地域子育てネットワーク通信
 大津市地域子育て支援センター「風の子保育園」
 代表●長尾寿
 設立●1974年(地域子育てセンターは1994年から)
 対象●大津市内
 連絡先●大津市穴太二丁目21-15
 TEL:077-579-4491 FAX:077-579-2317
 e-mail:info@shiga-kazenoko.or.jp
http://www.shiga-kazenoko.or.jp/


【社会】男女平等条例を推進する会

「クールな頭とホットな心」で男女共同参画をすすめる

 昨年11月に近江八幡市の県立男女共同参画センターで開催された「G−NETしがフェスタ」。男女共同参画に取り組むさまざまな団体が、ワークショップ、講演、体験、展示などを企画するイベントです。この日「地域で参画をすすめるためには」と題したワークショップを実施し終えたばかりのメンバーに、話を伺いました。
 「男女平等条例を推進する会」は、メンバーの一人が呼びかけて男女共同参画基本法についての勉強会を始めたのがきっかけで、2000年4月に活動を始めました。後に一名が加わり、現在は女性7名が共同代表として活動しています。
 「2001年1月に滋賀県の男女共同参画条例の案を自分たちで提出したときに名乗った名称を今もそのまま使っているのでよく誤解されますが、決して条例だけに関心があるわけではないのです。ジェンダー(社会的・文化的な性差)に敏感な人が社会に増えて欲しいという思いで、さまざまな活動をしています」と井上さん。
 昨年は、滋賀県内の地方議員を対象に、男女共同参画についての意識調査アンケートを行い、結果を公表しました。7月には豊中市の男女共同参画センター館長の雇い止め裁判についての報告会に協賛するなど、常にアンテナを張って、課題を提言しています。男女共同参画チェックシートづくりや、女性議員を誕生させるためのサポートも行っています。
 疑問に感じたことを徹底的に研究して、仲間と議論を繰り返して深めていく圧倒的な学習量が、活動を支えます。「メンバーは7名ですが、他に事業に協力してくれる賛同者がいます。男女平等をすすめる全国の団体とも連携して、疑問を知恵に変え、感情ではなく論で問題を追求していきたい。それができるメンバーが集まっているんです」。男性も女性も、社会的弱者と呼ばれる人やマイノリティー(少数派の人)も、だれもが自分らしくいきいきと暮らせる社会システムづくりを目指しています。

▲左から重原さん、前田さん、井上さん、大山さん

▲会で開催した様々なイベントのチラシ
男女平等条例を推進する会
 設立●2000年4月
 会員●7名
 連絡先●井上ミチコ
    近江八幡市若葉町二丁目1762-5
 TEL&FAX:0748-37-2346
 e-mail:ANB69349@nifty.com


【社会】おおつ男性会議

「誰もがその人らしく」を毎日の身近な運動から積み上げる

 男女共同参画社会の実現を目指す団体の名前が「男性会議」なのは、なぜなのでしょうか。「男女共同参画は、これまでの経過から女性問題として捉えられ、女性の視点からだけで議論されることが多かった。もっと男性側の視点を取り入れるべきだと考えたのです。しかし、女性と一緒の活動だとどうしても遠慮がでてしまう。そこでメンバーを男性に限定しました」。「おおつ男性会議」代表世話人の新庄博志さんは、こう語ります。
 設立のきっかけは、2003年秋に大津で開かれた「日本女性会議」。翌年この会議の実行委員会に参加した男性委員有志の同窓会的な集まりとして、「まあ、男女共同参画を酒の肴に交流しよう」というのが始まりとか。

▲学校生活再現プロジェクトの図工の授業の様子

▲家庭科の授業では郷土料理の
「えび豆」を作った
 2004年には大津市のパワーアップ活動支援事業補助金を得て、日々の生活の中で男女共同参画の理念を推進することに賛同する「コミットメントバッチ」をつくって啓発したり、市民フォーラム、セミナー等を開催したりしました。また、意識調査をしたところ、男女共同参画社会についての認識、意識の違いは、男女間よりも世代間で顕著に表れたとか。「男女共同参画への理解を深めるには、ジェネレーションギャップを埋めることが重要」と気づき、昨年11月には、あらゆる世代の男女が一緒に学校生活の体験をする「学校生活再現プロジェクト」(大津市パワーアップ夢実現事業)を企画・実施するなど取り組みは広がっています。ただ将来については、「肩をはった目標はない。チャンスがあればがんばります」とのこと。
 「育児は親が自分を犠牲にすることではない。家族や地域の人たちとの関わりを大切に、楽しく暮らせる社会づくりが大事」。男女共同参画は、多くの分野にかかわる裾野の広いテーマです。「誰もがその人らしく、毎日やってますやん!」(編集ボランティア 森口行雄)
●代表世話人の新庄さん

おおつ男性会議
代表世話人●新庄博志
 設立●2004年5月
 会員●45人
 連絡先●おおつ男性会議事務局
 大津市におの浜3-4-48 BGY'S内
 TEL:077-524-2535 FAX:077-524-3125
 URL:http://otsu-danseikaigi.or.tv/
 e-mail:otsu-danseikaigi@or.tv




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淡海ネットワークセンター(財団法人 淡海文化振興財団)
〒520-0801 滋賀県大津市におの浜1-1-20(ピアザ淡海2F) 電話 : 077-524-8440 ファックス : 077-524-8442