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1.17 I HAVE A DREAM
夢を語れるチカラに乾杯
鳰(にお)の海や霞のうちにこぐ船のまほにも春のけしきなるかな
(式子内親王「新勅撰集」)
皆さんの手元にこのニュースレターが届くのは、七草粥も過ぎたころですが、改めて新年のご挨拶をさせていただきます。
さて、今年もまた、1月17日(阪神・淡路大震災/防災とボランティアの日)が、やってきます。公民権活動家マーティン・ルーサー・キング(ノーベル平和賞受賞)が暗殺される数日前に行った「I HAVE A DREAM」の演説は、アメリカでは知らない人がいないくらい有名で、毎年2月のBlack Heritage Month(※)が近づくと、テレビで演説中の彼の姿が放映されます。彼の誕生日(1月15日)に近い毎年1月第3月曜日が「マーティン・ルーサー・キング・デー (Martin Luther King, Jr. Day)」として祝日になっており、1995年のマーティン・ルーサー・キング・デー(1月16日)には、私はシアトルで大学院入学応募論文を書いていました。その最中に、日本で起こった阪神・淡路大震災発生の第一報が届きました。それから数時間単位で倍々になる死傷者の数や神戸(シアトルの姉妹都市)の被災状況に胸を痛めながらも、シアトルでは様々な支援活動が展開され、30数年培われてきた神戸とシアトルの絆の強さに感動しました。人の絆がある限り、希望は続く。1月17日は、私にとって「希望」という言葉を思い出す日です。
◇ 活かす過去と創る未来を見据えて
震災を契機として、市民活動促進を目的に市民活動・NPOの中間支援センターが各地で整備されるようになり、1997年4月には、滋賀県におけるNPO支援センターとして淡海ネットワークセンターが設立されました。この間、市民活動を取り巻く社会環境や認知度も大きく変わってきました。行政、企業、NPO、大学等々多様な主体を巻き込みながら展開するパートナーシップ型地域運営に関する議論も活発化しており、新しい公共の担い手となる市民活動のプロとしてNPOの自覚、自立的経営や共感のコミュニティづくりが一層求められています。
そこで、淡海ネットワークセンターでは10年の節目に全県事業として価値のある事業や時代に求められる事業の組み立てを行い、地域力を高める「公民協働・地域主導のまちづくり」に寄与し、市民活動の次の10年を支えていきたいと考えています。
今年も皆様にとって、実り多き一年でありますように。
※米国では特定の月を民族・人種記念月としており、2月はBlack Heritage Month。
淡海ネットワークセンター 事務局長
浅野 令子
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