
イキイキとした暮らしや、地域の魅力を創るために、ボランティアや市民活動を広めようと日夜奮闘している元気なNPOを探し出して、応援していきます。
【福祉】特定非営利活動法人 しが盲ろう者友の会
10月10日「目の愛護デー」
盲ろう者の心の支えに。
なくてはならない支援の輪
しが盲ろう者友の会は、視覚と聴覚に重複して障がいのある方(盲ろう者)が、その家族や支援者と共に交流の輪を広げ、盲ろう者の福祉の向上、自立と社会参加をめざすことを目的に、2001年に設立されました。
設立当時は、盲ろう者に対する福祉施策も不十分で、コミュニケーションツールである触手話や手書き文字、点字などのできる支援者も少ない状況でした。盲ろう者の人々は、盲とろうの重複障がいのため、家族間でのコミュニケーションさえも難しく、外出もままならず、孤立しがちな生活を送っていました。そこで、行政や社会の理解を深めるため、全国初の盲ろう者の実態調査が行われました。盲ろう者と支援者たちの懸命な活動もあって、現在では行政施策にも結びつき、「盲ろう者通訳・介助派遣事業」「生活訓練事業(週三日実施)」「盲ろう者生活相談援助事業」「盲ろう者通訳・介助者養成事業」など各種の県委託事業を行うまでとなりました。
![]() ▲触手話でコミュニケーションをはかる風景 ![]() ▲事務局の久郷慶子さん |
![]() ▲県内の盲ろう児・者とその家族の
|
事務局を担う久郷慶子さんは「家に閉じこもりがちで表情のなかった盲ろう者が人と関わるなかでいきいきと変わっていく様子に、共に生きる喜びを感じる」、「県内にまだ他にもたくさんいる盲ろう者の方々にも、仲間とふれあう喜びをぜひ経験していただきたい」などを熱く語られます。新しい事務所の移転も間近とのこと。盲ろう者の方自身によるコーヒーショップなど地域のサロンづくりもめざしたいとの夢を描くお話に、心からエールを送りたい思いでいっぱいになりました。
(編集ボランティア 高山朋子)
特定非営利活動法人 しが盲ろう者友の会
理事長●岡本長忠
設立●2001年
会員●約100名
●連絡先 住所:近江八幡市浅小井町925番地
TEL:0748-31-2522
FAX:0748-31-2523
【まちづくり】湖族の郷実行委員会 11月3日「文化の日」
地域とともに歩み続けて19年。
堅田を愛する気持ちが原動力
中世、琵琶湖の水運の拠点として湖族の自治都市として発展した町――堅田。そこは蓮如上人や一休さん、松尾芭蕉など文学人の往来した所でもありました。
でもそんな歴史深い町も戦後の高度成長期を終えた頃には、駅ができたこともあり、町の中心地が大きく移動してしまい、昔からの往来はただ「住むだけ」の場所になってしまいました。そこでここに生きる自分たちで、町と人のつながりを見つめなおし、歴史を掘り起こしながら新しい堅田をつくりたいという思いが生まれました。『湖族の郷』はそんな住民らで構成されるまちづくり運動です。
平成元年に準備会をはじめ平成5年には郷開きをむかえた湖族の郷ですが、その歩みは一貫して堅田の町を見つめなおすものでした。参加者一人一人が堅田の今昔をフィールドワークする「散歩ジウム」。堅田にちなんだ文学者として三島由紀夫、城山三郎、岡本一平の石碑建立。かつて京都下鴨神社へ琵琶湖の幸を献上したという献饌供御人も一時途絶えていたものを住民らの発意で行列という形で復活。その他にもコンサートなど、色々な世代の住民が楽しめる企画に取り組んできました。なかでも圧巻なのは堅田を題材にした演劇「郷人劇」。堅田の歴史に題をとり、参加したい住民ら自身が演じるというものですが、出たい人は拒まず、というだけに多いときでは総勢45名が出演ということもあったそうです。
自分たちの足元にあるものを見つめ、先人たちに習い、自らが創る――。そんな湖族の郷のまちづくりは、住民主導の実践例として全国から注目を集めています。
(編集ボランティア 松田達也)

▲小学生から上は96歳のお年寄りまでが参加する「堅田歴史絵巻」の演劇。
![]() ▲毎年9月に琵琶湖畔の特設ステージで開催されているいざよいコンサートの風景 ▲事務局長の北村専次さん |
▲毎年5月14日に行われる |
湖族の郷実行委員会
郷長(さとおさ)●細川 源太郎
設立●1989年
会員●350名
連絡先●大津市本堅田3丁目8-1
TEL/FAX:077-572-0222
【教育】CLOVER (クローバー) 11月20日「世界子どもの日」
子どものために何かしたい!
世代を超えた活動を続けています
高校生から20代前半までのメンバーが、虎姫町の子どもを対象にキャンプや文化祭を企画、運営しています。発足のきっかけは、設立当時のメンバーが「子どものために何かできることはないかな?」と友達に呼びかけたことでした。催しが近づくと、毎日のように集まって企画を練り上げます。恒例のサマーキャンプは、募集定員を越えて抽選になる程の人気があるそうです。設立当初は、大人たちも企画、運営に関わっていましたが、だんだんとクローバーのメンバーが主体的に行うようになり、現在は時々アドバイスをするなどの見守り役になっているそうです。
活動を続けるうちに、小学生の時にキャンプを体験した人がメンバーに入ってくれるようになりました。また、クローバーと共に活動をおこなう中学生の組織「パープル」のメンバーが現在約30人程いるので、卒業後はそのままクローバーに入ってほしい…と期待を寄せています。
![]() ▲キャンプで指導する風景 ![]() ▲メンバーが文化祭で司会する様子 |
![]() ▲スタッフ左下から、リーダーの饗庭さん、藤井さん、川上さん。左上から長谷川さん、富永さん、野村さん |
合い言葉は「ONE FOR ALL ALL FOR ONE (ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)」。メンバー同士、本当に仲がいいのです。もしもクローバーがなかったら何をしてましたか?という質問に、「こんなにメリハリのある生活はしていなかった」という答えを返してくれました。世代を超えた仲間づくり、居場所づくりの場にもなっています。
今後の目標は、新しい企画にチャレンジすること。会の名前の由来である「Children+LOVER(子どもは恋人)」のとおり、子どものための、楽しい仲間達との活動を続けていきます。
(事務局スタッフ 高峯陽子)
CLOVER(クローバー)
リーダー:●饗場裕子
設立●2000年
メンバー●約10名
連絡先●虎姫町田108番地
TEL:0749-73-2273
FAX:0749-73-4167
e-mail:public-hall@town.torahime.shiga.jp









