
イキイキとした暮らしや、地域の魅力を創るために日夜奮闘している元気なNPOを探し出して、応援していきます。
【福祉】特定非営利活動法人 大津夜まわりの会
12月31日「大晦日」
原点はホームレスの人たちの支援。
目指すは地域のセーフティネットワークづくり
「びわ湖岸の公園でごみを拾っていたら寝ている人に出会った。話をしているうちに、その人が何を求めているかが分かり、力になれればと思った」。林さんが、今の活動を始めた原点だ。
ホームレス生活を余儀なくされている人達が抱える生活問題の解決を支援し、貧困を解消して社会福祉に役立ちたいという思いから、2002年から活動を開始。2007年にNPO法人化し、現在は、大津市市民活動センターのスモールオフィスに事務所を置く。
住む家がないことから発生する困難。病気、虐待、そして自殺。道で倒れて病院に運ばれ治療を受けても、退院してからの行き場がない。
![]() ▲定例理事会の様子 ![]() ▲発起人の一人、林弘夫さん |
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こうした人達の入居支援、生活保護申請支援、医療と衣料の支援、食糧支援、就労支援、年金手続や金銭管理、さらに在宅者の生活支援へと活動の範囲は広がっていく。
「自分の生き方に対する葛藤。人に頼まれれば断り切れない性格。相手にとって役立つと思えば夢中になってしまう」と林さんは言う。
何か理由を付けて、見て見ぬ振りをしがちなのが人の世の常というもの。
困った人のためとはいえ、入居支援に伴う保証の問題等を考えるとリスクの大きい活動であるが、メンバーの熱い思いと、全国の先進事例からの情報や専門家とのネットワークを駆使して、保証の仕組みづくりといった困難課題の解決にも意欲を見せている。
「寮を出された失業者や自殺や餓死に直面する人が、住む場所を持ち再出発の機会を得ることで地域は安定する。入居支援をすることで解決できることは少なくない」という大津夜まわりの会の目標は、地域のソーシャルセーフティネットワークづくり。地道であるが、大津夜まわりの会の活動は、社会の理解を得て徐々に広まっており、社会の暗闇に光明を照らす価値ある存在に育ちつつある。
頑張れ! 大津夜まわりの会。
(編集ボランティア 森口行雄)
特定非営利活動法人大津夜まわりの会
理事長●小坂時子
設立●2007年
会員●12名
連絡先●大津市浜大津4-1-1 大津市市民活動センター内
TEL:077-521-3603
e-mail:kosaka.tokiko@white.plala.or.jp
【教育】Paddy 毎月19日「食育の日」
日本の風土で育った恵み
お米の大切さ、ごはん食の大切さを伝えたい
Paddyは「稲穂」のことで、ごはんを中心とした食生活を大切にしたいという思いから付けられた。子どもの食生活の乱れに危機感を持っていた代表の渡辺さおりさんが、南口明子さん(事務局)に声をかけて2003年10月に立ち上げた。
まず、栗東市の教育委員会から情報を得て、学校給食の実態を知り、子どもの健康面から学校給食の改善につなげたいと、完全米飯給食を提案した。生活習慣病にかからないために、油脂を減らす食事として、ごはんの大切さを知ったからだ。生活習慣病の要因のひとつは油脂の取りすぎだという。Paddyの提言もあり、栗東市は2006年4月から県内で初めての完全米飯給食を実施した。完全米飯給食のおかげで、地元産の米や野菜の消費拡大につながるといった副次的な効果も生まれている。
Paddyの次の目標は教育ファーム(※)の推進である。今年、「りっとうガンバル基金」の助成を受け、教育ファームを栗東で実践していくきっかけとするため、2008年2月3日(日)に「りっとう教育ファーム推進に向けたシンポジウム」の開催を予定している。
こうした提言活動に加え、公民館や児童館などを利用し、親子料理教室、栗東産無農薬大豆を使用した味噌作り教室、食育セミナーの開催なども精力的に行っている。渡辺さんは「滋賀の食の魅力を感じられる子どもを育てたい」、南口さんは「栗東から日本の食を考えるように発信したい」と、二人の食への思いがあふれている。
(編集ボランティア 阿部圭宏)
※自然の食に関わる人々のさまざまな活動への理解を深めること等を目的として、農林漁業者などが一連の農作業等の体験の機会を提供する取り組みで、農林水産省が提唱、推進している。
![]() ▲年2回発行される会報誌 |
▲代表の渡辺さおりさん(左)と
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Paddy
代表●渡辺さおり
設立●2003年
会員●約20名
連絡先●栗東市上砥山800-58
TEL/FAX:077-558-0538
e-mail:saori-watanabe@mx.scn.tv
【まちづくり】ふけ町ふるさとクラブ 1月17日「防災とボランティアの日」
自分たちで考えるから楽しい−
小さなことから始まるボランティア活動の原体験
「子どもを取りまく環境は日々変化しています。遊びも大きく変わり、仮想の世界に夢中です。ゲームでは経験できないことを子どもたちに体験させたい」と、同クラブの世話役・長谷川恭子さんは、2006年11月に、守山市浮気町内の子どもたちに呼びかけ、現在、小学生13人、中学生1人の計14人のメンバーが、子ども会活動とは別に、自由参加のボランティアグループとして活動しています。
「防犯・冒険・ボランティア」を合言葉に、地域の人に作ってもらった拍子木を鳴らしながらの夜回り、使い終えたランドセルをアフガニスタンなどに贈る「想い出のランドセル募金」への協力、防災マップづくりなどに取り組んでいます。毎週土曜日の夕方に自治会館に集まり、アイデアを出し合って活動内容を決めています。
![]() ▲世話役の長谷川恭子さんとメンバー ![]() ▲アフガニスタンに贈るランドセル |
![]() ▲防災マップづくりに取り組む「ぼうさい探検隊」 |
「夜回りで最初は緊張して大きな声が出せなかったけど、今は地域の人に自分からあいさつできるようになった。」、「喜んでもらえるとうれしい。」と話してくれた子どもたち。こうした活動に子どものころから関わることで、ボランティアへの垣根が低くなり、また地域の人とのつながりを通して助け合う気持ち、お互い様といった気持ちが育ってほしい、ふるさとが好きな場所であってほしい、と長谷川さんは言います。一緒に活動を支える地域の人が、少しずつですが着実に増えてきているようです。
こうした活動の紹介を通じて、同じような思いを持つ他の地域の方が一歩踏み出すきっかけになればと思います。
(編集ボランティア 小林由季)
ふけ町ふるさとクラブ
世話役●長谷川恭子
設立●2006年
メンバー●14名
連絡先●守山市浮気町346-10
TEL:090-6604-8687
e-mail:hasegawa_@k.vodafone.ne.jp(携帯アドレス)








