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淡海ネットワークセンター(Ohmi Network Center for Voluntaly Organizations)
淡海ネットワークセンターは、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動をサポートしています。

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元気NPO探し隊

 イキイキとした暮らしや、地域の魅力を創るために日夜奮闘している元気なNPOを探し出して、応援していきます。

【福祉】メンタルスマイル
  3月9日「ありがとうの日」

心を病む人たちとのゲームやおしゃべりを通じて、
お世話をする私たち自身の心が、癒されています

 ストレスなどから心に病を抱え、仕事もできず外出もできなくなるなど孤独になりがちな人たちのために、週に1回サロンを開いているのが「メンタルスマイル」です。20年以上前、代表の高田聿子さんは「滋賀メンタル友の会」の活動に出会い、専門医を囲んだ勉強会や各種研修会等に積極的に参加するようになりました。心の病気の治療と社会復帰は「医師」と「当事者」の二者だけではなく、間に「市民」が入らないと本当の社会復帰はできないと活動する「友の会」に共感し、高田さんも仲間を募ってともに学びながら、1995年、地元守山でサロンを開きました。


▲(前列左から)島村道子さん、代表の高田聿子さん、永安弘子さん、
(後列左から)奥村恵津子さん、小島節子さん



▲クリスマス会の様子

 サロンは週1回。毎回20〜40代の当事者の方が十人ほど集まります。「お茶を飲みながら、当事者さんと私たちが一緒にゲームやトランプ、おしゃべりなどをします。自然体で接します。家にこもりがちな方がここに来てくれるだけでもたいへんなことですから」と高田さん。月に一度の「ランチサロン」は特に人気で、メンバーが作った手料理をみんなでいただくとか。
 「ここで、みなさんの気持ちが和んでくれるのはうれしいですが、お世話する私たちが一番癒されてますね。勉強することは多いけれど、一緒に活動する仲間が増えて欲しいです」
 ストレス社会だからこそ大切な憩いの場となるサロン。高田さんたちの活動が、これからも継続されることを願っています。
(編集ボランティア 松井由美子)

メンタルスマイル
代表●高田聿子さん
設立●1990年
メンバー●11名
連絡先●守山市焔魔堂町177 
TEL/FAX:077-583-2909



【福祉】特定非営利活動法人 さかもと みんなの家
  5月15日「国際家族デー」

「大規模な児童養護施設では、子どもは育たないんですよ」

 「不幸にも実親に育ててもらえない子どもが施設で育ったら、いざ自分が家庭を持つときになって、どうしてよいかわかりません。結局子どもを育てられないんです。だから子どもは温かい家庭や地域で育つことが大切なんです」。NPO法人さかもと みんなの家の理事長、元藤大士さんは茗荷村(※)を地域の中に作りたいと思い描いてきました。中でも未来を担う子ども達をちゃんと育てることこそが使命だと、1984年から里親登録をして、現在NPO法人さかもとみんなの家で里親ファミリーホーム(※)を運営しています。ここでは、家庭的な雰囲気の中で、4人から6人の子どもを育てることを想定しています。子どもは多人数で育つこと、地域の中で育つことで自立していきます。しかし一組の里親夫婦だけでは負担が大きすぎるため、子育てや家事、子どもの学習など里親をサポートする仕組みを現在作ろうとしています。これは元藤さんご自身も5人の実子を育て、二十数名の里子とずっと関わってこられた経験が基となっているそうです。里親制度について一般にほとんどで知られていない現在、啓発を行い、里親登録者数を増やすと同時にサポートする仕組みづくりや地域が子どもを育てる力を取り戻そうと呼びかけています。(編集ボランティア 幡 郁枝)

※茗荷村・・・老若男女、障害のある人ない人、虐待を受けた人受けてない人など、様々な人が一緒に暮らす山村(コミュニティー)。東近江市にある。
※里親ファミリーホーム・・・自分の家庭を提供して実親に育ててもらえない子どもたちと一緒に暮らすグループホーム。グループホームとは、家庭的な雰囲気の中で、少人数が共同生活をする仕組みをいう。里親ファミリーホームはまもなく国で制度化される予定である。(元藤さんはその制度づくりにも関わっている)


▲年1回発行の「さかもとみんなの家だより」

▲代表の元藤大士さん

特定非営利活動法人 さかもと みんなの家
代表●元藤大士さん
設立●2006年
会員●約100名
連絡先●〒520-0837 大津市坂本6丁目16-7
TEL/FAX:077-578-6804 
e-mail:mizuho01@mx.cable-net.ne.jp



【環境】安曇川流域・森と家づくりの会
  5月20日「森林の日」

顔の見える関係の中での木の家づくり

 加速するグローバル化の中で、市場経済化は止まる所を知りません。経済交流が進む利点があるとしても、他方では生産者と消費者との距離が離れ、人間の関係が希薄化すること、そこに住む人間と地域の環境の関係が壊れるといった問題が生まれていることは、食の安全問題や地域農業の崩壊をみると明らかです。「食」について、人と自然の関係も含めた新しいあり方を模索する活動は多様にありますが、地域の持続的発展について「住」の観点で活動するのが「安曇川流域・森と家づくりの会」です。


▲家づくりのプロセスを「木を伐るところから」見学する体験型のワークショップ『木の伐採見学と森の学習会』


▲家の内装と壁塗り体験


▲代表で建築士の宮村太さん」

▲メンバーで工務店経営の坂田徳一さん


▲メンバーで滋賀県立大学院生の山盛孝治さん

 

 今、日本では輸入木材の氾濫のため国産材の価格は下落し、林業家は展望をもてず、手を入れられない森は荒廃が進んでいます。他方では住宅は大量生産・規格化が進み、建築業界には大手企業の下請け業者化が拡がっています。こうした流れに疑問を抱き、実際に朽木の木材で家を建てたいという施主とその思いに応えようとした林業家、施工業者の出会いがきっかけになり、2004年2月森と家づくりの会は発足しました。顔の見える関係の中で家が建てられる仕組みをつくることを目標に、これまで「森」「製材所」「建築現場」をたどるワークショップなど、木の家づくりの価値を知らせる活動に取り組んできました。地元の木を活用することが滋賀の森を守ることになり、水と琵琶湖を守ることに通じます。森に暮らす林業家、木の家を造る施工者、実際にそこに住む施主、それぞれの顔が見える関係をつくることが、地域を守ることに繋がります――。 
 会代表宮村太さんは語ります。木が育つのには何十年もの時間がかかります。それと同じように、森と家づくりの会の活動は孫子の代まで視野に入れた地域のあり方を模索するものです。
(編集ボランティア 松田達也)

安曇川流域・森と家づくりの会
代表●宮村太
設立●2004年
会員●21名
連絡先●高島市新旭町旭1252
TEL:077-573-3225
FAX:077-573-7900
e-mail:info@mori-ie.com
URL:http://www.mori-ie.com/

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