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| エコリゾート化とナショナルトラスト運動で地域の里山を守り育てる --------赤目の里山を育てる会(三重県名張市) |
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| ●自然に手を加えるのを一切拒否するのではなく、環境と調和した環境保全型リゾートとして開発、地域の発展にも役立てよう…そんな方法で地域の里山を守っているのが「赤目の里山を育てる会」です。 きっかけは90年の初めに持ち上がったゴルフ場計画。地元の医療機関で働いていた伊井野雄二さんらが中心となり、反対運動に立ち上がりました。しかし、地権者400名のうち350名が開発に賛成。「反対のための反対」ではゴルフ場ができてしまう、何かよい対案をと「エコリゾート計画」を提案しました。 これは「赤目四十八滝」北西部に広がる雑木林「赤目の森」一帯を環境保全型保養施設であるペンション型別荘地「エコリゾート赤目の森」として開発するもので、92年に開業、延べ20kmの里道、水路、トンボ池、観察小屋などを整備して自然観察会や四季折々のイベントなども開催しています。 ゴルフ場計画は頓挫したものの、その後「産廃場」計画が何度も持ち上がり、受け身の運動のままでは赤目の里山は守れないのではと危惧。96年に「ナショナル・トラスト運動(自然や歴史的建物を市民の基金や寄付で買い取り保全していく運動)」を活動の中心にした「赤目の里山を育てる会」を発足させました。 エコリゾート赤目の森を活動拠点に、市、団体、企業からの助成金を受けながら、自然に親しみながら里山の保全を実現しています。 |
![]() ▲事務局長の伊井野さん |
| 広がっています。草の根国際交流 -------彦根国際交流会VOICE(彦根市) |
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| ●外国で地域の人達とふれあうことがこんなにうれしいなんて。それに日本のことももっと知ってもらいたい…小澤祥子さんがフランスに留学した時のこんな気持ちが「ひこね国際交流会VOICE」を生み出しました。9年前、6人で会はスタート。当時アメリカミシガン州立大学連合日本センターが彦根にできたこともあり、留学生のお手伝いから始まった活動は、今や会員数も100人を超え、留学生や日本で就労している外国の人たちも参加しています。 現在の活動は、今年で8回目を迎える日本語スピーチ大会(11月15日、ひこね市文化プラザ)がメインイベントで、日本語教室、市広報の英訳やポルトガル語訳、クッキング、太極拳、コーラス、絵本の会、子育て交流会などをグループごとに運営。また阪神大震災後に外国人就・留学生支援のバザーやチャリティーコンサートをするなどその時々のタイムリーな活動もしています。「VOICEは場であり、そこからどんな活動が生まれてくるかは、そこに集まる人達によっていろいろです」(代表、小沢さん) ピラミッド型ではなく、各グループのゆるやかなネットワークを形成し、彦根に住む外国人にとって本当に必要なことは何かと考えながら続けてきた活動が会を発展させてきました。そんな国際交流が地球規模で広がればと思います。 (聞き手:編集ボランティア 大山純子) |
![]() ▲VOICE日本語スピーチ大会 「彦根からのメッセージ」の模様 |
| いつか必ず行く道…明るく楽しく考えましょう!! -------二〇〇七年守山の老後を考える会(守山市) |
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| ●老後なんて自分には関係ないと思っていませんか?高齢化の波は確実にやってきています。「二〇〇七年守山の老後を考える会」はこんな時代だからこそ生まれました。自分たちの老後を真剣に考える人たちが、10年後を見据えて1997年に設立したのです。 「いずれ、みんな行く道です。自分たちの理想的な老後はどんなものかを考えたら、じっとしていられなくなりました」代表をつとめる久田君江さんは、老人介護など長く福祉に関わり、ずっとお年寄りと接してきただけに「自分の老後」を早くから意識したそうです。同じ思いの仲間と「受身ではいけない、早く行動を起こさないと間に合わない」と活動を始めました。月1回の勉強会や市民へのアンケート調査のほか、9月にはマスコミでも話題になった『住民が選択した町の福祉』というドキュメンタリー映画の自主上映も実施しました。 「老後を実感できる人はまだまだ少ないですね。まず市民の意識を変えないと。市民が声を出して行動することが行政を動かし、まちをかえていくのですから」と久田さん。会員は約30名。話題の介護保険の勉強にも熱心で、今後は市民への啓発として講師を招いて福祉講座を開く予定です。「みんなが元気で安心して老後を過ごせるように、なって欲しいじゃなくて、やろうですよ」 (聞き手:編集ボランティア 松井由美子) |
![]() ▲代表の久田さん |
| 自分らしいまま、生きて、いいよね!! 〜人間と人間の関係を基本的な事から考える〜 -------学校に行かない子とともに歩む集い「みちくさ」 |
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| ●この数年間に不登校児に対する社会認識は大きく変わりました。これとは別に、不登校児自身の悩みや、家族の心配は相変わらず深刻であることに変わりありません。 「みちくさ」親の会・こどもの集まりは、発足して7年を迎えました。学校に行かない子とその親が「お互いにどのように支え合うか」「考え語り合い、影響し合う」ことを目的にしています。「みちくさ」は会員制ではありません。だから会則もなし。但し、人が大切にされる事を信条としています。毎月の会合には、親を中心に、教師、医師、不登校に興味のある人、不登校経験者など様々な人達が参加しています。 一方、「みちくさ」こどもの集まりでは、子供たちが「琵琶湖を歩いて一周してみよう」と企画し、11日間かけて様々な体験をしました。 事務局を発足時から担当している山田武史氏自身も、高校生の時、不登校児でした。「当時はモヤモヤした状態。今になってみると、自分らしさを探した貴重な体験」と言います。 同会では企画室を設け、親や子供の生きた体験を中心に、毎月1回機関誌を発行しています。手記からは、人生を真正面から観る姿勢が伝わってきます。子供や若者達のメッセージは、私たちが受け流してきた社会のゆがみを改めて考えさせられました。 (聞き手:編集ボランティア 池田陽子) |
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