高木仁三郎市民科学基金 調査研究助成・研修助成
高木基金は、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学者」を志す市民やグループへの助成を行います。
高木仁三郎は、核の軍事利用、平和利用に共に反対し、核のない世界をめざし、科学を人間の手に取り戻したいと、生涯をかけて脱原発と「市民科学」に力を尽くし、その後進の育成を高木基金に託したのです。
「市民科学」は、現代の科学技術が、市民の生命や安全、地球環境を脅かすに至っているとの危機感と、既存の科学者や研究者が、このような問題に正面から取り組んできたとは言えず、社会的な責任を十分果たしていないという問題意識から出発しています。
さまざまな問題の現場で問題意識を持つ市民が自ら学び、専門性を高め、問題の解明に主体的に取り組むことで、希望の未来を切り拓いていきたいと考えています。みなさんからの意欲的な応募をお待ちしております。
◇ 国内の個人への研修奨励(研修・留学などへの助成)対象となる研修
・「市民科学者」としての専門性を高め、実践経験を積むことを目的に、国内外の大学等の教育機関、NGO、調査研究機関などでの研修や、実践的な活動に長期にわたって参加するための旅費・滞在費用等を助成するものです。
・市民科学にふさわしいかどうかの考え方は、下記をお読み下さい。
◇対象者:「市民科学」をめざす方であれば、資格等の制限はありません。大学生・大学院生である必要もありません。
◇助成金額:件あたりの金額は、200万円を上限とします。
◇助成対象期間:2006年4月以降に実施される研修等を助成対象とします。
◇申込み方法:
ホームページ(http://www.takagifund.org/ ※別ウィンドウで開きます)で詳細をご確認ください。
◇応募期間:随時応募を受け付けます。
※予算などの都合で、年度の募集を終了する場合は、ホームページなどでお知らせします。
◇事前相談制度:書面での応募前に、希望に応じて事務局が「事前相談」を受け付けます。研修の計画段階での相談にも応じますので、積極的にご利用下さい。
★助成対象にふさわしい調査研究・研修とは
高木基金が助成する調査研究・研修は、「市民科学」の実践として、次の要件を満たすことが望まれます。
●市民社会や地球環境の脅威となる科学技術や、それに関わる社会政策の問題点等を追究するもの。
●専門性に裏付けされた想像力と構想力を持ち、調査研究・研修の方法論や実施計画、予算などが合理的であるもの。
●調査研究・研修の成果を、市民社会に還元する方法や、政策転換を求める道筋などを具体的に展望しているもの。
●今回の調査研究・研修のみにとどまらず、将来にわたって「市民科学者」を目指して努力していく意志を持っているもの。
★高木基金が助成しない調査研究・研修とは
限られた財源の中で、「市民科学」にふさわしい調査研究・研修を重点的に助成するため、次のような申請は助成対象としない場合がありますのでご注意下さい。
●公的な助成金や企業などからの支援が十分得られると思われる内容・水準のもの
●相当の規模や実績を持ち、独自の資金調達で十分活動ができる団体からのもの
●外部の研究者への委託研究を主体とするもの
●調査研究以外の活動(団体の運営費・人件費など)やキャンペーンを主体とするもの
★市民科学とは
「市民科学」の基本的な考え方については、高木基金のめざすものをご覧下さい。
これまでの助成先と研究成果は、こちらに掲載していますので、参考にしてください。
また、高木仁三郎の著作に触れ、理解を深めた上で応募されることを期待します。
(特に、「市民科学者として生きる」(岩波新書)、「市民の科学をめざして」(朝日選書)、「いま自然をどうみるか」(白水社)をお薦めします。)
応募申込み・問い合わせ
高木仁三郎市民科学基金 事務局 (菅波 完)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
TEL:070-5074-5985
FAX:03-3358-7064
E-mail info@takagifund.org
ホームページ:http://www.takagifund.org/(別ウィンドウで開きます)